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プチグレン・ビガラード(Citrus aurantium)

Citrus-aurantiumプチグレン.jpg

​【一般名】

ビターオレンジリーブス、プチグレン、

​プチグレンビガラード

​【植物名】

Citrus aurantium

​【科目】

​ミカン

​【抽出方法】

​水蒸気蒸留法

​【生育段階及び

 抽出部位】

​未熟で小粒の青い実・小枝・葉

​【原料植物産地】

マダガスカル、ベナン、コートジボワール、パラグアイ

​【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値

酢酸リナリル、酢酸ネリル、酢酸ゲラニル(エステル)50-60%
リナロール、ゲラニオール(モノテルペノール)40%

​【特徴など】

ビターオレンジといわれるミカン科の高木の、花の終わった後すぐの、まだ若い小粒の果実のついた柔らかい枝葉を、水蒸気蒸留して採集します。プチグレン(小さい穀物)という名前は、小さい果実を使うことからきています。日本ではダイダイとして知られています。

マンダリンや、レモンの葉からも抽出されるものがある為、ビターオレンジからとれた精油は区別できるように、プチグレイン・ビガラ―ドとも呼ばれ、他のものより品質が良いとされます。

アラブ人によって、9世紀初頭にヨーロッパに持ち込まれたビターオレンジの木は、当初、スペイン向けの香水製造のために蒸留されたり、観賞用の木としても使われていました。

プチグレン・ビガラードのすべての部位に(葉、果物、花、小枝、樹皮)エッセンスが含まれています。特に、花から蒸留する精油は、ネロリとして、古くからとても人気の高い香料です。長い間花だけが非常に貴重な香りとして使用されており、18世紀入って、医者が葉の使用を提唱し、人々がその効果に興味を持ち始めました。

エステル類、リナロール類が多く、甘すぎないけれど、一息つく時間にしてくれるような香りです。

※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。

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