Contact
エッセンシャルオイルとは?
植物が自分の生育の為に合成した、様々な効能を持つ芳香成分
植物は、自らの繁栄や安全、成長や防疫のために、その内部で何百種類もの香りを持つ成分を、環境や自らの状態に合わせて必要に応じて作り出します。それを水蒸気蒸留などの方法で非常に高濃度に抽出したもののことをエッセンシャルオイル(精油)と言います。効能は精油によって様々ですが、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、抗炎症、創傷治癒、抗痙攣、美容、血液やリンパの流れの促進、血液粘度を下げる、鎮痛作用、鎮静作用、興奮作用などが挙げられます。
つまり、植物が自らを守るため、繁栄させるために作り出した自然の恵みを、私たちの健康や美容、心身の安定や活性化、生活(防虫や抗菌)などのために使わせていただくのがアロマテラピーです。心と体のバランスを取ることの他、芳香浴、天然の香料として昔から香水や食品香料に使用されています。
アロマオイルとエッセンシャルオイルを同じものとして扱う方もいらっしゃいますが、アロマオイルは天然の香料だけでなく合成香料も含みますので、この2つの言葉は区別して使われることが多いです。
ですが、アロマテラピーが常に最善の治療法であることばかりではありません。ハーブや西洋医学、その他行動療法や食事療法などから適した方法を選ぶ、あるいは組み合わせて使用することが大切です。
精油の使い方
自然療法で一番大切なのは、安全に使うこと
アロマテラピーの精油は非常に高濃度の成分の為、各精油の特徴や注意事項を知り上手に使えば健康や生活においてとても有益な効果効能を得ることが出来ますが、使い方を間違えると高濃度ゆえのトラブルを引き起こすこともありますので、知識を持って丁寧に扱うのが原則です。
アロマテラピーに限らずハーブ療法などの優しい自然療法であっても「種類、方法、量、頻度、品質」が使用者にとって適切でなければ、トラブルが起こり得ることは実践前に十分に理解しておく必要があります。
天然=安全でではない
自然療法で一番大切なのは、安全に使うこと
アロマテラピーの精油は非常に高濃度の成分の為、各精油の特徴や注意事項を知り上手に使えば健康や生活においてとても有益な効果効能を得ることが出来ますが、使い方を間違えると高濃度ゆえのトラブルを引き起こすこともありますので、知識を持って丁寧に扱うのが原則です。
アロマテラピーに限らずハーブ療法などの優しい自然療法であっても「種類、方法、量、頻度、品質」が使用者にとって適切でなければ、トラブルが起こり得ることは実践前に十分に理解しておく必要があります。
科学的なアロマテラピー
実験を伴う科学論文や生理学に基づいた知識の大切さ
この世には様々なセラピーがあります。科学的根拠に基づいていないけれども素晴らしい成果を挙げているセラピーは数多くあります。ヒーリングやエナジーワーク、波動療法などがそれにあたります。
それはそれで素晴らしいことだと思いますし、私も実践することがあります。
ですが、アロマテラピーにおいては効能を持ち、それによるメリットもあればトラブルなどのデメリットも存在する以上、情報の取り扱いには慎重になる必要があります。一般的に正しい言われているないようであったとしても、研究が進むにつれて誤りが指摘されることも少なくありません。これはアロマテラピーに限らず医学、薬学においてはよくあることです。
以下は一般に広まっているが間違っているとされている内容(一部)です。
-
精油はグリセリンや酢、硫酸マグネシウムや塩に溶ける
-
無水エタノールと精油を先に混ぜたら、水ともしっかり混ざる(一部は分離します)
-
波動が高ければ皮膚塗布や内服でトラブルは起こらない
-
自己責任であれば内服しても良い
-
フェノール類は〇〇、エステル類は鎮静など、芳香分子の分類ごとに多少の例外はあれど共通効果がある(→ロバート・ティスランドさんを含む多くのアロマセラピストが実験を元に、現在明確に否定。魅力的な考え方ではあるが根拠がない内容が教えられていることが信じられないとはっきり批難されています)
だからこそ、アルテミシアではエビデンス(論文などの証拠)に基づくアロマテラピーを丁寧にお伝えしていくことで、多くの方に一番安心できるアロマテラピーをお伝えしたいと思っています。