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タイム・チモール(Thymus vulgaris)

Thymus-vulgarisタイムチモール.jpg

​【一般名】

タイム・チモール

​【植物名】

Thymus vulgaris

​【科目】

​シソ

​【抽出方法】

​水蒸気蒸留法

​【生育段階及び

 抽出部位】

開花・全草

​【原料植物産地】

​南仏プロバンス、スペイン

​【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値

チモール、カルバクロール(フェノール類)40-50%
p-シメン、γ-テルピネン、β-ミルセン(モノテルペン類)30-40%
リナロール、ボルネオール、ゲラニオール(モノテルペノール類)5-10%

​【特徴など】

タイムは地中海沿岸原産のシソ科の植物です。ギリシャ語のよい香りを意味する「チュモス」に由来した名前とも、免疫系の器官の胸腺「Thymus gland」に由来するともいわれます。また、その和名はタチジャコウソウといい、世界各地でいろいろな種類が栽培されていますが、日本に自生しているのはイブキジャコウソウです。エジプト、ギリシャなど、古くから神聖な場で使われ、中世では、枕の下に入れて悪夢を見ないようにするためや、魔よけに植えて使われていたといいます。

 

タイムThymus vulgarisは、ケモタイプの精油です。開花した全草を水蒸気蒸留して抽出します。

タイム・チモール、タイム・リナロール、タイム・ゲラニオール、タイム・ツヤノール、タイム・カルバクロールなどがあり、それぞれ、成分組成が大きく異なります。使い方や注意点も違うため必ず、成分分析表を確認してから使用します。一般的にはタイム・チモールがアロマテラピーで良く利用されます。

※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。

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