真正ラベンダー(Lavandula angustifolia/Lavandula officinalis)

真正ラベンダーLavandula-angustifolia pana.jpg

​【一般名】

真正ラベンダー

他、ラベンダーオフィシナール、トゥルーラベンダー、ファインラベンダー

​【植物名】

​Lavandula angustifolia / Lavandula offfcinalis

​【科目】

​シソ科

​【抽出方法】

水蒸気蒸留法

​【生育段階及び

 抽出部位】

開花時​・花

​【原料植物産地】

​ブルガリア、フランス

​【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値

リナロール、ボルネオール、ゲラニオール、ラバンジュロール(モノテルペノール)35‐45%

酢酸リナリル、酢酸ラバンデュリル(エステル)30‐40%

クマリン 0.1%未満

​【特徴など】

ラベンダーの名前は、「洗う」ことを意味するラテン語のラバーレから来ています。実際、過去には、ラベンダーは洗面所でよく使用されていたようですが、その後も清潔なリネンと共に入れて香りつけに利用されたそうです。エジプト人やギリシア人も、浴室での芳香浴に使ったといわれます。この植物の心地よい花の香りは多くの人に愛されており、アロマセラピーで最も使用されるエッセンシャルオイルの1つです。

 

ラベンダーには類似品種が多く、生化学的組成が非常に異なるものが存在します。そのため用途が異なるLavandula stoechas(ラベンダーエストカス、フレンチラベンダー)またはLavandula spica(スパイクラベンダー)と混同しないよう注意が必要です。また、真正ラベンダーのエッセンシャルオイルと、ハイブリッド種に由来するラバンディンのエッセンシャルオイルも混同しやすいのでご注意ください。それらの化学組成と香りはとても良く似ていますが、真正ラベンダーとは異なります。ラバンディンのエッセンシャルオイルは安価な為、置き換えて偽造される事が多いようですが、真正ラベンダーには、はるかに繊細で重要な芳香成分が含まれています。

真正​ラベンダーで重要な芳香成分は、ラベンダーらしい香りを作るラバンジュリルアセテートやラバンジュロールですが、それ以外にもとても重要な成分があります。それは、真正ラベンダー精油の中にたった0.05%ほどしか含まれていない「クマリン」です。​かなりの微量でとても重い芳香分子ではありますが、このクマリンがあるかどうかで真正ラベンダーの効能をしっかりと呈するかどうかが変わってまいります。クマリンありきの、真正ラベンダーなのです。ですが、このクマリンは1時間以上温度調節をしながら蒸留してやっと抽出される成分のため、高品質な水蒸気蒸留法を行っていない場合は含有していません。

良い精油には、必ずクマリンが0.05%程度の割合で含まれています。

​​​※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。