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ゼラニウム(Pelargonium graveolens)
【一般名】
ゼラニウム
【植物名】
Pelargonium graveolens
【科目】
フクロウソウ科
【抽出方法】
水蒸気蒸留法
【生育段階及び
抽出部位】
葉
【原料植物産地】
エジプト、フランス、中国、レユニオン島など
【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値
シトロネロール、ゲラニオール、リナロール(モノテルペノール類)45%
酢酸ゲラニル(エステル類)25%
【特徴など】
南アフリカ原産フクロウ草科の多年草。ローズゼラニウムとも呼ばれ、ピンクの花を咲かせます。精油を採集するのは花ではなく葉からです。学名Pelargonium graveolensは、Pelargos(コウノトリ)の意味があり、ゼラニウムの果実がコウノトリのくちばしに似ていることからついたといわれます。原産地南アフリカ周辺では、古くに傷の手当などに使用してきたと伝えられ、中世ヨーロッパでは玄関先に植え、家に魔物が入らないようにしていたという説もあります。
ローズに似たフローラルな香りで、産地や学名により多少成分が変化します。
レユニオン島でとれるブルボンゼラニウムは、軽めのリンゴのような香りがしますが、モノテルぺノール類が多く、エステル類が少ないため、香料としての価値が高いことで知られます。アロマテラピーでは、エステル類の含有が多いエジプトや中国産のものを使用します。
※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。
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