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ジンジャー(Zingiber officinale/Amomum zingiber)

【一般名】
ジンジャー
【植物名】
Zingiber officinale/Amomum zingiber
【科目】
ショウガ科
【抽出方法】
水蒸気蒸留法
【生育段階及び
抽出部位】
成熟・根茎
【原料植物産地】
インド、中国、マダガスカル、ベナンなど
【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値
ジンギベレン、β-セスキフェランドレン、ar-クルクメン(セスキテルペン類)60%
α‐ピネン、カンフェン、リモネン、β‐フェランドレン(テルペン類)15%
【特徴など】
世界各地で古くから栽培され、野生種は発見されていませんが、熱帯アジア、東南アジア原産だと考えられています。紀元前500年ごろにはすでにアジアで利用されていたようです。多年草で、毎年根茎から茎が伸び細長い葉をつけ、黄色い花を咲かせます。日本でも料理、療法にと古くからの使用が伝えられ、親しまれています。中国では、孔子は「論語」にその効能を記しています。中医学では、生ショウガを生姜(ショウキョウ)、乾燥させたものを乾生姜(カンショウキョウ)、蒸して乾燥させたものを乾姜(カンキョウ)として使い分けています。日本では、生を鮮姜(センキョウ)、乾燥・生姜、蒸乾燥・乾姜と分けられるそうです。
アジアから、中世にヨーロッパに伝わり、根茎の特徴的な形状から、角と体を意味するサンスクリット語srnga-veramジンガベラ、と言われたことに由来します。イギリスに伝わったころ、ジンジャーと呼ばれるようになったそうです。
精油は、乾燥した根茎を水蒸気蒸留して抽出します。軽やかさとぬくもりのある香りは、セスキテルペン類がメインです。
※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。
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