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コーンミント(Mentha arvensis)

コーンミント四角.png

​【一般名】

​コーンミント

​【植物名】

Mentha arvensis

​【科目】

​シソ

​【抽出方法】

​水蒸気蒸留法

​【生育段階及び

 抽出部位】

開花直前・全草

​【原料植物産地】

​インド、中国、日本

​【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値

メントール、イソメントール、ネオメントール(モノテルペノール)

メントン、イソメントン(ケトン)

​酢酸メンチル

​【特徴など】

薄荷(ハッカ)やミントの名はシソ科の多年草(稀に一年草)の総称です。薄荷は寒さに強く生育が盛んなため、世界中に広く分布します。交雑しやすいため非常に多くの種がありますが、代表的な種に和種薄荷「コーンミント」、西洋薄荷「ペパーミント」、緑薄荷「スペアミント」があります。和種薄荷は別名「ニホンハッカ」の名でも親しまれる古くから日本に自生していた薄荷で、欧米では「ジャパニーズミント」の名でも知られています。1800年半ばごろから盛んに日本でも栽培され、北海道の北見市が産地として有名です。清涼感のある香りは食品をはじめたばこなどの製品にも利用されています。

コーンミントはl-メントールの含有量が多いのが特徴でペパーミントの1.5倍にもなるといわれ、ペパーミントより安価なため、偽和としての利用もみられます。

花が咲く寸前に収穫、乾燥後蒸留して精油を抽出します。蒸留後、冷却してメントールがクリスタル状になったもの(薄荷脳)を50%ほど抽出します。そのため、残ったメントールの含有は40%ほどになります。このメントール除去されていない精油はほとんど流通していませんが、高濃度のものは注意が必要です。

※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。

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